・ポーカーの勉強を始めたいけれど、何から勉強すればよいかわからない
・ポーカーの勉強には本、サイト、動画、AIソフトなど色々あって、何がおすすめかわからない
・キャッシュゲームで時給1000円を目指したい方
2021年7月には、大手ゲームメーカーのサミーから”エムホールデム”というポーカーゲームが公開されました。今後、国内カジノの検討も進んでいる中で、ポーカーというゲームはとても注目されているのではないでしょうか。
ルールはとてもシンプルですぐに覚えられて、プレイはできるけれど、負けることが多い。ポーカーに興味を持ったけど、何を勉強すればよいかよくわからないという方は多いのではないでしょうか。
本記事では、テキサスホールデムポーカーを2021年1月から勉強を開始した初心者であるノリオが、半年間ゲームをプレイしてきて、そこそこ遊べるようになってきましたのでその方法を紹介します。
私は理系の旧帝大卒で、資格の取得が得意です。短時間で本質をある程度見極めて、何を勉強することが重要か把握することが得意だと思っています。そのため、何か勉強の参考になれば幸いです。
※本記事で”ポーカー”という場合はノーリミットテキサスホールデムでのことになります。オマハやミックスゲームなど他のポーカーゲームではありませんのでご了承ください。
とにかくどうやったら最短で強くなれるのか知りたい方は「ポーカーを最短で強くなるための勉強方法」からご覧ください。
目次
”ポーカー” って何?競技人口は?ルールは?なぜ、今始めるのか?
”ポーカー”は、トランプを使ったカードゲームです。以下では、その中でも最も競技人口が多く、大会なども多数開催されている”テキサス・ホールデム”というポーカーについて記載します。(私もこの”テキサス・ホールデム”で強くなろうと思っています。)
なお、”テキサスホールデム”のルール などについてはこちらの「ポーカー道」が詳しいので興味がある方はご覧ください。
<競技人口について>
世界全体では1億人と言われているようです。サッカーが2億5千万人、テニスが1億人、ゴルフが6千万人と言われているので、ポーカーが世界ではいかにメジャーなものかというのがわかるかと思います。
ちなみに、日本ではまだ10万人程度と言われており、世界と比べるととても少ないと言えます。
<大会について>
最も大きな大会であるWSOP(ワールドシリーズオブポーカー)での賞金は、年々上がっており直近の2019年の優勝賞金はなんと10億円です。大会は世界中のカジノで多数開催されていて、基本的には参加料さえ払えば誰でも参加可能です。
<なぜ、今始めるのか>
世界と比べると、日本におけるポーカーは知名度が低くプレーヤーも少ない状況です。しかし、今後IRなど、カジノが身近になればプレーヤーは増えることが想定されます。今の時点から経験を積んでおくことで、流行したときに強い地位を得て、楽しむことができるのではないかと思ったのです。また、ポーカーは年齢に関係なく楽しむことができるため、それも始めてみようと思ったきっかけの一つです。
”ポーカーが強い”とは ~強さの評価と目標設定について~
まず、ポーカーを強くなるために、二つのことを考えたいと思います。一つはポーカーでの”強さ”についてと、”目標”についてです。
まず”強さ”についてです。
ポーカーは自身/相手に配られるカード(お互い見れない)と場のカード(お互い見れる)で作られる役で競います。将棋や囲碁と異なり、お互いのカードの一部が見えていない状態でプレイします。そのため、短期的には運の要素が大きいですが、長期的には実力が必ずでます。
例えば、8割勝てるゲームと、5割しか勝てないゲームがあるとします。短期的には5割しか勝てないゲームのほうが勝率が上回ることがあっても、100回、1000回とプレイすれば、8割勝てるゲームをプレイするほうが勝つ可能性が高いです。
ポーカーで強くなるとは、このイメージがとても近いと思います。つまり、勝率が少しでも高いプレイをし続けるということです。短期的には、運が悪くて負けることがあっても長期的には勝つ可能性が高くなります。
次に”目標”についてです。
ポーカーで勉強する場合、目標となるレベルを最初に設定した上で、今の自分のレベルを意識することがじゅうようです。特にブログ等で勉強する場合、どのレベルの人に向けた記事なのかわからずにプレイを真似ると、全然違うプレイになってしまい、ミスがでることがあります。
同じアクションやベット額だとしても、その理由はレベルによって大きく異なるということは多くあると思います。今の自分のレベルの少し上の人が書いている記事を読むと、理解が進んで勝率が上がります。世界大会の一流プレイヤーのプレイを真似ることは、考えている質・量が違いすぎてあまりおすすめしません。
ちなみに、本ブログで目指すレベル(私が目指しているレベル)は以下の通りです。
・オンラインポーカーの低いレートで負けないレベル
・いつかはオンラインポーカーで時給1000円ぐらいになりたいレベル
(遊びながらお小遣い稼げたら最高です)
ちなみに、ポーカーは大きく分けるとキャッシュゲームとトーナメントがあります。まずはキャッシュゲームをメインに勉強予定です。
<キャッシュゲーム>
■チップを買って参加する。何度でもチップを購入して参加できる
・好きな時にゲームを始めて、好きな時に止められる
・ブラインドレベルはテーブル毎に設定されており、固定されている
⇨短時間のプレイに向いている
<トーナメント>
■参加費を払って最初のチップを受け取る。そのチップがなくなったら終了
・チップがなくなるまでプレイする必要がある。数時間〜数日
・リバイトーナメントを除き、リバイは許可されていない
・ブラインドレベルはセットのインターバルごとに増加する
⇨チップがなくなると終了のため、より戦略性が高い。キャッシュゲームと比してまとまった時間が必要
ポーカーを最短で強くなるために大事なこととは
ポーカーで早く強くなるために大事なことは、主に二つだと思っています。
- アクションを決める機会が多い状況から順番に勉強する
例えば、フロップのボードでAが3枚でた場合の最適なアクションを勉強するのと、プリフロップで自身に配られたハンドで参加すべきハンドについて勉強するのとどちらのケースがより多く直面するでしょうか。圧倒的に後者のほうが意思決定するケースが多いですよね。
なので、以下で紹介する勉強方法では、よくある状況から順番に勉強することとしています。
- アクションの理由をしっかり考えて理解すること
相手と自身のポジション、相手のレベル、所持コインの額、配られるカード、ベット額など、それらがすべて同じ状況というのはありません。そのため、アクションの理由を理解していないと、異なった状況に直面した時に応用することができません。
特に自分よりも高いレベルの人のアクションは説明を受けてもよくわからないことが多いです。それでも、説明をうのみにするのではなく、自分なりにこういう理由なのかなと考え続けることで徐々にレベルアップできると思います。
ポーカーを最短で強くなるための勉強方法
私の考える最短で強くなるための勉強方法は以下の通りです。
0、プリフロップアドバイザーなどに従って、プリフロップでの参加ハンドを決める
1、ポーカースノーウィーというAIソフトのトレーニング機能でひたすらプレイして、AIのプレイをコピーする
2、気になったハンドについて、なぜそのプレイが最適なのか自分なりに考える
3、ポーカーのゲームで実際にプレイしてみて通用するかチェック
基本は1〜3を繰り返す
〜以下でそれぞれ理由を説明します〜
0、プリフロップアドバイザーなどに従って、プリフロップでの参加ハンドを決める
これをやっていない人は、これをやるだけで勝率が跳ね上がりますので、絶対にやりましょう。初心者の最もやりがちなミスは、プリフロップで参加しすぎることです。最初のハンドが強ければ、当たり前ですが勝つ可能性が上がります。中途半端な強さのハンドはフロップ以降のプレイが難しいため、初めのうちはとにかく強いハンドで参加すべきです。
とはいえ、AA、KKとかしか参加しなければ、相手は「こいつが参加してくる時は強いハンドだからフォールドしよう」となってしまいます。オススメは「スターティングハンド表」「プリフロップ ハンドレンジ」とかで検索すると、ポジション、オープンレイズかどうかなどの状況別に行うべきアクションを示した表が見つかります。
ハンド表の例

まずは、よく分からなくてもその表に従ってプレイすることで、ある程度強いハンドのみでプレイすることになるため、フロップ以降のアクションでミスしても勝率が上がることでしょう。
どれがいいかわからない場合は、とりあえず「プリフロップアドバイザー」が無料で使用できますので、ダウンロードして使ってみてください。
1、ポーカースノーウィーというAIソフトのトレーニング機能でひたすらプレイして、AIのプレイをコピーする
ポーカーにはGTO(Game Theory Optimal)戦略という概念があります。これは、お互いのハンドが見えない中で、参加人数、ポジション、自身のハンドに応じて、最適なプレイはフォールド、コール、ベット(ベット額)のどれを選択することが最も利益があげられるアクションかを考えるものです。
大まかにいうと、ポーカーを勝つための基本となる、”勝ってる可能性が高いときには大きく勝つ”、”負けてる可能性が高い時は負けを少なく”を突き詰めたプレイのことです。
ポーカースノーウィーというAIソフトは、このGTO理論に基づいたプレイを教えてくれます。トレーニング機能では、参加人数を選んでプレイすることで、どのプレイが正しいかをリアルタイムで教えてくれるため、間違えるたびにコピーしていけば、それだけで、基本が身につくことになります。
※注意
スノーウィーは対戦相手が基本的なプレイをすることを前提としているため、対戦相手のレベルやプレイスタイルに応じて自身のプレイを変化させることが必要です。とはいえ、そもそも基本ができた上での応用だと思いますので、基本を学ぶには最適だと思っています。
2、気になったハンドについて、なぜそのプレイが最適なのか自分なりに考える
1、でスノーウィートレーニングをしていると、前と同じようなハンドでミスを指摘されることが出てきます。同じようなミスを多く指摘されるということは、自分はそのシチュエーションによく出会い、さらによくミスするということです。
気になるハンドについては、スノーウィーのシミュレーションという機能を使うことで、状況を再現でき、さらに、ポジションを変えてみたり、ハンドを少し変えたり、ベット額を変えたりといった検証をすることができます。
様々な状況に応じて、適切なプレイを考えて学習することで、対応力が上がるため、勝率が上がります。
これに関しては、本ブログでもよくある状況から順番に紹介していこうと思います。
3、ポーカーのゲームで実際にプレイしてみて通用するかチェック
1、2、ばかりしていると正直気が滅入ります。自身のレベルが上がっているか感じるにはやはり、実際にプレイするのが一番です。今はオンラインでもプレイできますし、国内でもアミューズメントポーカーができるスポットは色々あります。
そこでまた気になるハンドがあれば、その都度メモしておいてスノーウィーで検証することがいいのではないでしょうか。
ここで紹介したスノーウィーは無料体験できます。すぐ登録できますので、ぜひ試してみてください。
終わりに
強くなるためにという内容で記事を書きましたが、ポーカーというゲーム自体、戦略性がありルールが簡単でみんなで楽しめるので、興味があればぜひやってみて欲しいです。