月次試算表から、毎月の資金繰りをチェックする

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こんにちは、ノリオです。今日は、先日読んだ本「社長のための中小企業の決算書 読み方・活かし方」(レビューはコチラ)で紹介されていた、試算表の読み方を参考に、自社バージョンのエクセルを作成しました。(ノリオは理系でBS/PLの知識は簿記を少しかじった程度です)

目次

当社の毎月の試算表について(これまでの活用状況)

当社は税理士さんに依頼をして、毎月の試算表を作成しておりました。が、社長(義父)は職人気質で経理(義母)にお任せで、経営には活用されてきませんでした。今月はいつもより売上が多かった/少ない、このままの売上ではやっていけない、来月はもっと頑張ってほしいという報告があるのみ。具体的な分析はない状態が続いていたようです。

せっかく、毎月作ってもらっているので、それだけで終わるのではなく、前年比でどうなのか、前月比ではどうなのか、売上がいくらぐらいが今の損益分岐点なのかなどなど分析に活用しようと思ったので、以下のエクセルを作ってみました。

試算表(貸借対照表 BS)

試算表(損益計算書 PL)

 

 

 

 

 

当社の毎月の試算表について(今後の活用)

これまでは分析も何もしていない状態だったので、まずは毎月データベースに入力していくこととします。活用としては以下のように考えています。

  1. 昨年比・前月比で各数値を見て、その中で気になる変動があるものをチェック
  2. 収入・支出それぞれ数値の大きなものの改善を考えて一つずつ対策案を考える
  3. 上記1,2に該当するものがあれば、調べた上で税理士さんにご相談
  4. (そもそも勘定科目でわからないものは気になった時に調べておく)

上記活用を繰り返しながら、エクセルもより使いやすいように改善していこうと思います。