【教養】 十字軍物語 書評

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こんばんは、ノリオです。今日はローマ人の物語で有名な塩野七生さんの「十字軍物語」の書評です。

 

本の印象

一番の印象はとても読みやすいと感じました。登場人物に対してエピソードを交えて紹介してくれるため、読んでいてこれ誰だっけとなることが少ないです。また、必要な場面で地図や城塞や騎士の装備などが挿絵で入っており、戦闘や当時のイメージがわきやすかったです。

こんな人にオススメ

世界史の歴史的事実としては知っていても、細かい事はわからない十字軍をしっかり理解したい人・現代のキリスト教/イスラム教の確執の源流まで遡って理解したい人・歴史小説が好きな人・司馬遼太郎の竜馬がゆくや坂の上の雲が好きな人は楽しめると思います。

中身の紹介

十字軍とは、キリスト教徒が中東の聖地イェルサレム奪還を目指す、とても崇高な理想のもと行われたものというイメージでした。が、実際には、ローマ法王の権力争いや、ヨーロッパ各地の国王たちの思惑など、多分に政治的な意味合いを含むものだと知りました。そのため、キリスト教側は一枚岩でイスラム側へ向かっていったとは、一概には言えないことを初めて知りました。

中身の紹介2

イスラム教側はどうかというと、キリスト教側と同じく領土問題や同じイスラム教でもシーア派、スンニ派の争いなど決して団結している感じはありません。
現代はなんとなく、キリスト教陣営の方に「正義」があるかのような風潮があると、自身は感じることが多いですが、本書では両陣営それぞれを公平に扱い、それぞれの視点で書かれていることもとても良かったと思う。

著者の具体的な紹介

著者は塩野七生氏。最も有名なのは、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語(全43巻)」。1993年、『ローマ人の物語I』により新潮学芸賞。1999年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。2007年、文化功労者に選ばれる。

なぜこの本を取り上げたか

30歳を超えて、一般教養として有名な本は一通り読みたいと思っており、ローマ人の物語で評価の高い塩野さんの本に興味があったため、本書を読むことにしました。

次回の書評では、仕事関係の「機械加工の知識がやさしくわかる本」を紹介予定です。

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